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出張キャンドルサービス

和田町役場の入り口にある食事処は、「和田浦」という名前で、以前は「和田浦ドライブイン」と呼ばれた。この和田浦という名称だが、和田浦という地名を固有名詞としてはたった一軒しか使えないわけで、そういうことを考えるにつけ良い名前に思える。米国のロックバンド、THE BANDのネーミングに近い。(ほとんどの人は理解できなくても仕方ない例です)そういえば「和田浦」さんの隣には「和田浦鉄工所」があり、近くのバス停の名前は「和田浦海岸」JR駅名も「和田浦駅」だから、よく考えるとたった一軒ということも無いかな?ただし、食堂としては一軒しか使えない名前ではある。ところで、この何々ドライブインという名称は昭和の時代には各地にたくさんあったのだが、時代の流れと共に、最近では少なくなってしまったような気がする。道路交通網の整備とかも微妙に影響しているのかもしれない。「和田浦」さんも、最近は昼には定食等の食事処として、また夜には、各種宴会の会場としておおいに賑わっている。サーファーの間でも、ここの定食はボリューム満点!として人気が高い。
「和田浦」さんにはマスターと呼ばれるオーナーさんがいて、ガキの頃から公私にわたってお世話になっている。高校生の頃には裏庭に置いてあったプレハブ小屋を拝借して、単なるノイズだけのバンド練習の場所を提供してもらっていた。最近では、ゴルフなんかをちょいと教えてもらったりしている。マスターはドライバーの名手だし、昔ドライブインのマスターだったので、私はひそかに「ドラマス」と呼ぶことにしている。和田の住民には「タケチャン」という愛称のほうがとおりがいいかな?時々キャバレーで歌ってくれる森 進一は、それはそれは絶品で、飲んで良し歌って良し打ってよし、の最高ダンディなお方だ。
そのタケチャンの長男、達也君の結婚式が11月18日にあった。写真はその時の一枚。撮ってくれたのはカネサの若旦那の利宏君。お互いに結構飲んでいたが、シャッターチャンスを逃さずに、「よくぞこの一枚!」という写真だ。利宏君は4児のパパで、過疎の和田町に貢献度は高いし、この日結婚した達也君だって、これから和田町の人口増加には多いに貢献してもらいたい。温暖な和田町も、このところ寒い日が続き、お年よりのお葬式が多く、週に3回なんて事もある。人口はどんどん減るばかりで「どうなっちゃうの?」という時世にあって、こういう人口増加が見込まれるお祝いってのは実に喜ばしい。過疎地域の補助金が国からいくらもらえるのかは知る由も無いが、やっぱり地域に根ざした人間こそが何よりの財産だし、そのあたりはもっともっと議論されるべきだろう。これは政治の話なんかじゃなくて、もっと基本にある和田町のローカリズムの問題だ。何だかせっかくのお祝いが堅苦しい話になってしまい申し訳ないが、これから和田町で結婚して頑張っていくカップルの結婚式には、この程度の出張キャンドルサービスなら「いつでもやってやるぜ」という、そういうお話でオヒラキとさせていただきます。
01-11-18
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