hibisikasu2.gif (1696 バイト)hibisikasu.gif (3719 バイト)hibisikasu.gif (3719 バイト)和田浦LISM hibisikasu.gif (3719 バイト)hibisikasu2.gif (1696 バイト)hibisikasu2.gif (1696 バイト)

(Back Nomber)


石鯛の開き

 おそらく贅沢ってことはこういうことをいうんじゃないか?鯵や鯖じゃない石鯛の干物!和田町では一番の干物屋さんとして名高いカネサのトシヒロ君が、「たまにはこういう贅沢もいいんじゃないですか?」ということで、石鯛の干物をこしらえてきてくれた。磯の王者の異名をとる石鯛君の凄さは、写真に見える歯をご覧下さい。さざえやアワビも殻を割って食べる石鯛は、釣師にとっても最高の獲物とされていて、それをゲットできるチャンスは極々稀といえる。なにせ10年の間、石鯛を狙って一尾も釣れない人もいるくらいだ。釣り人の中でも石鯛を専門に狙う人は石鯛師と言われていて、その釣果にかかわらず一目置かれている存在ではある。それもこれも石鯛の稀少価値からくるものだといえる。その石鯛をいとも簡単に開きにしてバクバク食ってしまうというのは、これを贅沢と言わずして何を贅沢と言うのか?くらいに贅沢なことといえる。英国王朝ご用達のウェッジウッドのお皿にでも乗せて食したいくらいの贅沢な一品と言える。夏休みも最後に近い、8月30日の晴れた日のBBQの出来事だった。石鯛はだいたい1kgで3000円から4000円が相場だから、値段からしてもなかなか豪勢な一品だし、何よりも「石鯛の開きとか作っちゃおうかなぁ?」という発想自体が豪華であり、そういう発想がすぐ叶う場所に住んでいること、そして叶えてくれる友人がいること、そういうところに価値を求められるからこそ田舎暮らしには妙味があるのだと思う。バブル景気の真っ最中に、高級外車にいい女乗せて、イタメシ食ってた経験があったって、こういう経験したことある人は少ないんじゃないか?ちなみにお味のほうはというと身はもちろんのこと、パリパリの皮がほのかに脂も乗ってことのほか美味だった。歯が残ったので、「ペンダントでも作ろうかな?」と思ったが、こちとらサーファーなので、パドリングする時に、胸に刺さって危なそうなのでやめた。石鯛の歯でペンダント!こういう考えは貧乏臭いかもしれない。ともあれ贅沢と貧乏も紙一重ではある。秋も深まり、お祭りのお囃子の練習が始まった。そろそろ石鯛釣りのシーズンも終わりに近い。

2002/08/30

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