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犬とトンビとキャッチボール
2−3日波の無い日が続いている。が、天気は良いので、砂浜で愛犬ジェフと遊んだ。愛犬はちょうど1歳。散歩だけしていたのでは、かなり距離を歩かせないと体力を消耗しない。家に戻っても、すぐにまた外へと行きたがる。体力も有り余り好奇心も旺盛。人間でいえばやんちゃな中坊!くらいの年頃か?なので放課後の部活よろしく、ボールを放り投げては取りに行かせる、そんなことを繰り返すと早い時間でヘトヘトに疲れさせることができる。「おらおら、もう疲れたのか?もう一丁!」野球部の熱血監督のようだ。愛犬はボール遊びも上達して、10mくらいの距離からでも、私の投げたボールをしっかりくわえることができる。かなり熟練した技術を身に付けた。
今日はことさら空の青い日だったので、空高くボールを投げてあげた。放物線の頂点を見極めると、愛犬は落ちる場所を察知して、見事にそのボールをノーバウンドで咥えてみせるのだ。砂浜を散歩している近所の爺さんたちも、しばしその芸に見とれて歩を休めたりもする。ところが今日は悲惨なことがおきた。投げたはずのボールが落ちてこない。まるで美しい青空に吸い込まれたかのように姿を消したのだった。犬は意気消沈し砂浜をウロウロ、私も狐につままれた気分だった。トンビに油揚げならぬ、トンビにテニスボールをさらわれた。そのボールはオレンジ色とグリーンのコンビで、きっとみかんかなにかに間違えたのかもしれない。愛犬の運動能力も凄いが、トンビのそれはハンパじゃないことを思い知らされた。テニスボールを鷲掴みにしたトンビは悠々と山の方へ飛んでいき、人気も邪魔も無いところで喰うのだろうな。「世の中ほんとに不景気なんだな。人間様もこんなにまずいミカン食ってるのか?おれには食えネエ。」そんなこと思ってるのかもしれない。師走、だんだんと忙しないが和田浦の海はいたってノンビリ平和です。
「軟式野球のボールは硬すぎてちょっと痛い。ゴムボールは弱くて,歯を立てるとすぐに空気が抜けてしまう。やっぱりテニスボールが一番最高!クリスマスプレゼントにはそれ頼むぜ!」by
Jef.
2002-12-16
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