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BBQで御残暑・・・・

冷夏のつけを9月にきっちりと払わされている。朝晩は秋の気配が漂うものの、日中は夏より暑い。こういう場合は「暑い暑い」と嘆くことなく、夏にやり忘れたことを今やるべきだ。朝は早起きしてトランクス一丁で犬と海を散歩する。海の状態がよければ波に乗り、波がなければ釣りに出かける。今朝は波も無く、しかし海の色は良さそうだったので、久しぶりに石鯛釣りと洒落込んだ。竿先眺めて一時間、アタリも何も無い。石鯛釣りはただただ待つ釣りなので、結構飽きる。時々辺りを見回す。「馬鹿がぼーっと釣りしてやがる」そんな風に私を眺める人がいないかどうかを確認する。だいたい、こんな具合に気が散っている時、魚からのアタリはほとんど無い。早めに切り上げ9時から仕事に入る。
今日は東京から40代ふたり、50代ひとりの3人組が波に乗りに来た。働き盛りの世代が、ウイークディに波に乗っているのだから、日本の景気もおして知るべしだ。(ほんとは、みんなサービス業に従事していて休みは平日の勤勉サーファーです。)3人組は久々の連休ということで「じゃ、BBQでもやろう!」ということになった。カネサのとしひろ旦那から、生サンマと石垣鯛の開きをいただいた。朝、石鯛釣りに行って釣果ゼロ!の身にとっては、なんとも意味深な石垣鯛だった。石鯛を狙っていると、時々この石垣鯛がかかることがある。外道に違いないが、なかなか嬉しい外道で、石鯛よりも石垣のほうが美味しいという人も多い。
日中の火照りがウソのように夕刻は涼しく、なんともしんみりムードでマヌケなBBQになってしまった。炭火のパチパチする音に加えて、スズムシがハモるに至っては、「やっぱり秋なんだな。」という当たり前のことに気づく。今年はさんまが大漁らしく、脂も乗っていて美味い。昔は港からサンマ漁に多くの船が出て行く時、小学校の鼓笛隊が見送りに駆り出され、それは賑やかな景色だったが、そういうのも遠い昔のことだ。2003年9月、残暑厳しい秋、それでも確実に秋は深まり季節は巡る。BBQが季節はずれになったら次は七輪でも囲もう。

2003-9-18 |