和田浦は常に波乗りできる場所としてつとに有名、つまり、適度に波があるってこと。ではあるが、波のクオリティ云々に話しが及んだ場合、決して自慢できる場所じゃない。これは30数年のサーフィン歴からハッキリ断言できること。お世辞にも誉められたものじゃない。それでも南房総のビーチブレイクの中じゃかなり良質な波ともいえる・・・
そんな和田浦だが、年に数えるほど、「今日は良かったな!」と言える日がある。朝だけ良かった!では良いとはいえない。終日、ずっと良い波が続く日、そういう日のことだ。だって、海外にはそういう日、そういう場所がごまんとある。まぁ、高い飛行機代払ってこそありつけるのだが・・・
8月1日は、その特別な日として数えられる。台風からのウネリがまず良い。なんたって、あの規則正しいサーフビートが良い。しっかり定期的なリズムを刻んでやってくるセットの波、あの独特の間がこたえられない。低気圧からの波や風波じゃ考えられない正確さ、あれって素晴らしいと思う。セットとセットの合間に、簡単にゲティングアウトも可能だし、人生とか考えたり出来る時間があるって最高だ。しかも終日オフショア、潮周りも昼にドーンと引き一杯になる、つまり最干だから、1日バッチリ楽しめてしまうわけ。ボヨボヨの上げ潮一杯が朝早くと夕刻ギリギリ、こういう潮周りも大事なこと。で、よその場所にも適度に波があるわけだから海も混雑がない、この混雑度も大事な要素。だって良い波でも混雑厳しく乗れない、そういうのって絵に描いた餅状態だから・・・・
で、数人の仲間と楽しんだ後、ミスった奴らに言ってやるわけ。「なんで来なかったのぉ?波、最高だったのにぃ・・・・」って。古今東西、サーファーの間に伝わる名言、You should have been here Yesterday!!ってやつ!「昨日来れば良かったのにぃ・・・」ってこと。まだ8月も始まったばかり、これからこの日を凌ぐ波の日があるかもしれない。ひょっとしたら無いかもしれない。無い可能性のほうが断然、高い。そういう日を逃さないこと、ミスらないこと、サーファーならそれが鉄則であることは誰でも知っている・・・ミスりたくないから和田浦で暮らす。それってなにものにも変えがたい価値のあること。これからもそのスケール(物差し)を基本に、ここ和田浦で暮せたら、それ以上に幸せなことはない。それに勝る幸せなんて考えられない!
Oily Faceと言われる、油を流したような波の面、1日無風状態は和田浦では滅多に無い。
ちょっとマッシーな感じもあるが、照りつける太陽、トランクス一丁でこのサイズの波。
波のエンドセクションで、年甲斐もなく派手なアクションだってやってみたくもなる!